新9000シリーズ 考察 その2

新型デュラエース 9000シリーズの考察その2は、その1でのクランクのお伴「BB」ボトムブラケットでございます。

 SM-BB9000型番はSM-FC9000になるかもしれませんね

コンポグループセットの中では、どちらかというと地味な存在。 最近の軸受の主役はもちろん「セラミックベアリング」なんですが、新型ではセラミックは採用せずベアリングのボールの径を小さくしボールレースとの接触面を減らすということ(シール類も見直し)で抵抗を減らすという手法をとってきました。 なのでBB外形は小さくなっている様です(←ハンガシェルとの接触面が少なくなってしまいますが大丈夫なんでしょうか?)

カンパとスラムがトップグレードでセラミックを用意しているのとは対照的です。シマノはBBに限らず軸受には結構保守的で、あまり中身を変えようとしません。これは良い意味で今までの軸受の優秀さをものがたっているともいえます。 ディレイラーのプーリーなんかは最たるもので3世代は軸受に関しては構造変更はなかったと思います。 ペダルもカーボンボディになったりしていますが中身は同じです。 ハブなんかはシール類の見直し等はありますけど。

そういう意味で今回のBBの内容変更は衝撃的!

ボールを小さくするということは、その分ボールレースとボールの高い粗さ精度が要求されます。 おそらくカートリッジ式でしょうから、下請の軸受会社が相当頑張ったんでしょうね。   シマノの要求はかなり高いハズですから、それを満たすのにはかなりの苦労があったと予想できます。

巷では「セラミック=良い」みたいな風潮がある中、あくまで金属軸受を採用するシマノ。   クランクと同じく、DURAという名の精神が脈々とまだ活きていてくれて個人的にはとても嬉しいです。